ケアマネージャー・施設関係者様へ〜適正なご利用の為の注意点〜

マッサージの訪問事業とは

 

近年、マッサージの訪問事業が盛んに行われております。

 

しかしながら、マッサージ師(正式名称:あん摩マッサージ指圧師)の

国家資格免許を保有している方は希少であり、年々数が増え続けている

老人ホーム等への訪問事業の供給に間に合ってこなくなってきております。

 

 

国民健康保険を利用した上でのマッサージ業務は、筋肉の麻痺や

萎縮・関節拘縮等の症状を持った方が対象になります。

 

 

国民健康保険を利用して訪問をする場合は歩行が困難の方のみです。

 

お一人で外出が可能な方はご利用になれませんので

ご確認をお願いします。

 

 

 

訪問マッサージの施術について

 

時折、施設関係者の方から国民健康保険を利用して、慰安を目的とした

訪問マッサージのご依頼の電話がきます。

 

よくあるのは、介護者の疲れをとる目的や腰痛などの症状に対しての

マッサージのご依頼です。

 

 

慰安を目的としたマッサージは国民健康保険の対象外にあたります。

 

適正なご利用をお願い致します。

 

 

 

 

マッサージ師の資格についてご確認ください

 

上記にもございますが、マッサージ師の国家資格免許を保有する方は

数が少ないです。

 

現在、あん摩マッサージ指圧師を養成する学校は国が定めた規定により、

増やす事が出来ません。

 

東海三県・北陸地方の中でもマッサージ科のある学校は

2校しかございません。 (盲学校は除く)

 

この中で毎年マッサージ科の課程をご卒業される方は

100名程しかございません。

 

それだけ希少な資格でありながら、老人ホームやご高齢者宅への

訪問事業は年々増加しております。

 

需要と供給のバランスが合わないのが現状です。

 

 

一方、はり・きゅう師の国家資格を保有する方はマッサージ師と違い、

ここ数年で養成する学校も増えてきております。

 

東海三県・北陸地方だけでも17校以上ございます。

 

※あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師は個別の国家資格免許です。

 

 

 

マッサージ師より、はり・きゅう師が圧倒的に多数なのが現状です。

 

 

あん摩マッサージ指圧師の国家資格免許を持たない施術者が、

マッサージ業務を行いに施設等へ出入りしている事がまれにございます。

 

 

施設関係者の方は

「マッサージをしにこられている方=マッサージ師さん」

だと思われているのは当然かと思います。

 

 

上記にもございます通り、需要と供給のバランスが合わないのが現状です。

 

マッサージ科もはり・きゅう科も座学の授業では同じリハビリテーションや

臨床科目の教科書を利用し授業を受けてこられております。

 

 

しかしながら、実技に関してはマッサージ科とはり・きゅう科では内容が

大きく異なります。

 

マッサージは、あん摩マッサージ指圧師が行う手技療法です。

はり・きゅうは、はり師及び灸師が行う鍼と灸を用いた療法です。

個別の国家資格です。

 

 

私個人、様々な施設の方々にお話をお伺いした中で、

痛感した事実がございます。

 

怪我や事故があってからでは遅いのです。

 

 

国家資格を有する者として、同じ患者様を診る現場で、

悲しい思いはしたくありません。

 

もちろん、一番辛く悲しい思いをされるのは患者様本人であり、

ご家族様にも同様の思いをさせてしまいます。

 

 

また、私どもにご依頼をされた施設側の対応も求められます。

 

一度トラブルがあったとの事で、

外部業者(マッサージ、はり・きゅう師等)の出入りを

一切お断りされる施設もございました。

 

 

このような事があっては、適切なサービスの提供が行き届いてしまいます。

 

現在、各施設にて出入りされている施術者個人の国家資格免許

本人確認(自動車運転免許証の提示)をする事を義務化されており、

適正な資格の利用を求められております。

 

 

一つでもトラブルが発生しない為にも、既存の業者の方にも、

国家資格免許のご確認をされることを推奨いたします。

 

一人でも多くの患者様のQOLを改善・サポートすることが

我々の仕事であり、患者様のご希望かと存じます。

 

 

この場で皆様へお知らせとご注意をと思い、掲載させていただく次第です。